アメリカ版ワーキングホリデー?J-1ビザ研修(実務研修)をするには?

168月 - による user - 0 - コラム ビザ 教育 旅行 留学

アメリカ版ワーキングホリデー?
J-1ビザ研修(実務研修)をするには?

アメリカには海外で就労体験ができるワーキングホリデーの制度はありませんが、
それと似た制度に実務研修(J-1ビザインターンシップ)という制度があります。

他の国のワーキングホリデーと違う点は、他国ではワーキングホリデービザを取得してから現地で就労先を探せますが、アメリカの場合は就労先(研修先)を探してからでないとビザの申請ができません。

□ 2種類の実務研修プログラム

① 職務経験者向けプログラム(Trainee)

【 参加資格 】 以下のいずれかを満たす人

・日本の専門学校、短大、大学を卒業後1年以上の職務経験がある人
・上記以外の卒業者の場合5年以上の職務経験がある人
いずれも職務経験のある職種での実務経験となります。

滞在期間:最長18カ月。ただしホテル、レストラン、旅行関連は最長12カ月
(ホテル関連の研修者で日本でマネージメント経験があれば、最長18カ月)

② 新卒向けプログラム(Intern)

【 参加資格 】 以下のいずれかを満たす人

・日本の専門学校、短大、大学に在学中で、最低2年を終了した人
・日本の専門学校、短大、大学を卒業後1年以内の人

滞在期間:最長12カ月

□ 交流訪問者ビザ(Exchange Visitor Visa)の手続きの進め方

Jビザを発給してもらうためには、DS-2019が必要です。
アメリカ政府が許可した DS-2019発行機関(米スポンサー機関)に
DS-2019を発行してもらい、書類(DS-7002)には研修先の企業・機関からサインをもらって、Jビザを申請します。

□ さまざまな研修プログラムを提供している機関

AIT work abroad
海外就職、ビザサポート、インターンシップなど、海外で働きたい人をサポートする機関7日間~12週間のプログラムを提供。夏休みや有給休暇を利用して参加したい人に向いている

ICC 国際交流委員会
東京、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡のほかに海外(シアトル、ロンドン、オークランド、メルボルン)にも拠点があり。

アスパイア・インターンシップス
ホテル関連の研修を紹介。①調理部門 ②フード&ビバリッジ、③客室部門、
④フード&ビバリッジおよび客室部門の4種類のプログラムがある

ラストリゾート
「海外で暮らす」「海外で学ぶ」「海外で働く」の視点に立って、
留学やワーキングホリデーからインターンやホームステイまで扱っている

参考文献
山本美知子『アメリカで遊学・永住権ガイド 学ぶ・働く・結婚する』亜紀書房 (2009年)

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