アメリカでボランティア活動プログラムに参加するには?
アメリカでは、伝統的にコミュニティ活動が大変さかんです。
例えば、地域の病院での患者の世話や清掃をしたり、
土曜日などはバスケットボールや野球のリトルリーグなどを親が持ち回りで
協力しあいながら運営するなど学校での子どもへの教育活動支援や、
ホームレスの人々への給食活動など様々なボランティア活動に参加したりしています。
地域のコミュニティ活動は、自分たちで話し合って決めるという民主主義的な慣習から、必要ならば、子どもの教育やその時の地域の活動についても意見を交換します。
自分のできることなら何でも参加し、世の中に貢献しようというコミュニティ意識が
こうしたボランティアを支えているのです。
アメリカでボランティア活動を体験するプログラムには、大きく3種類に分類されます。
① 日本語・日本文化交流プログラム
現地の小学校、中学校、高校、大学などで日本文化を教えたり、
アシスタントとして補助するプログラムです。
?GoogleやYahooなどの検索サイトで、
「日本語教師 アメリカインターン」「日本文化 アメリカインターン」と入力すると
日本語や日本文化に関連するインターンプログラムを実施している機関がリストアップされます。
② ボランティア体験プログラム
主に公的な団体や非営利団体(NPO)などでボランティア活動を体験するプログラムです。
?GoogleやYahooなどの検索サイトで、
「アメリカ ボランティア体験」と入力すると
ボランティア体験を提供している機関がリストアップされます。
③ オーペアプログラム
国務省が認定する異文化交流プログラムで、ホストファミリーの家に住み込んで
学校に通いながら、家事や育児を提供するプログラムです。
- プログラム参加者には「Jビザ」が発給されます。
滞在期間は1年間で、さらに1年間の延長が可能です。
週45時間まで家事や育児に従事し、週6時間まで学校の授業履修が可能です。
?GoogleやYahooなどの検索サイトで、
「オーペアプログラム アメリカ」と入力すると
プログラムを実施している機関がリストアップされます。
こういったボランティア活動のプログラムに参加することで、
地域社会に貢献してみるのも良いかもしれませんね。
参考文献
山久瀬洋二『日英対訳 アメリカQ&A』IBCパブリッシング、2017年