海外旅行前に知るべき知識 通貨と両替-現金・トラベラーチェック・クレジットカードどう選ぶ?
海外にお金を持っていく場合、現金、トラベラーズチェック、クレジットカードがあります。
国や地域によっては、クレジットカードやトラベラーズチェックが普及しておらず、現金払いしか対応していないところもあるので、安全面、実用面などの特性を考慮して、自分のスタイルに合わせて、お金を選んで旅行に備えましょう。
クレジットカードやトラベラーズチェックが使える地域であっても、
ちょっとした買い物や、チップなどで現金が必要になることもあるので、
その分を含めてある程度の現金を日本から持参するか、空港到着時に
両替する(街なかにある銀行よりも若干レートが悪いので必要な金額を)のがおすすめです。
通貨と両替-現金・トラベラーチェック・クレジットカードどう選ぶ?
現金
どんな目的にもすぐに使えて、少額の使用にも向いているため実用性はナンバーワンです。ただ、盗難、紛失に遭うこともあり、その国の通貨に慣れていないと額面を間違えることがあるので注意が必要です。アメリカの通貨は「USドル」($) で、紙幣は$100、$50、$20、$10、$5、$1の6種類あります。
補助通貨単位は「セント」(?)で、約1ドルが100セントの為替レートとなっています。
コインは1(ペニー),5(ニッケル),10(ダイム),25(クォーター)が使われます。
* 両替は空港内の両替所や、街の銀行、ホテルにあるカウンターなどですることができます。
* $1.50 なら「ワン・フィフティ」というように、ドルやセントを略していう場合が多いです。
* $20以外はどの紙幣も色とサイズが同じなので、使用する時は確認が必要です。
トラベラーチェック(米: traveller’s check)
トラベラーチェックとは旅行や出張など海外渡航の際に、多額の現金を持ち歩かなくても済むように発行される外国旅行者向けの小切手のことです。
盗難、紛失に遭っても、再発行が可能で、そのままでも、現金に両替しても使えます。ただ、購入時に手数料がかかり、場所によっては使えないこともあります。
クレジットカード
いまや海外旅行の必需品ともいえるのが、クレジットカードです。
多額の現金を持ち歩かなくても済み、盗難・紛失に遭っても使用停止手続きを取れば安全です。身分証明書の役割にもなりますが、小さなお店や少額の場合断られることもあり、加盟店でなければ使えなかったりすることもあるので、最低限の現金は両替しておくことをおすすめします。
参考:実際に、現地の政府観光局のサイトを調べてみることをおすすめします。 ・ハワイ州観光局: (http://int.gohawaii.com/jp/) ・ロサンゼルス観光局: (https://jp.discoverlosangeles.com/) ・サンフランシスコ観光局: (http://www.sftravel.com/ja/) ・シアトル・ワシントン州観光事務局:(http://www.seattlewa.jp)
その他:政府観光局リンク集 (https://hotelista.jp/concierge/touristoffice/usa.html)
・参考文献
共著『るるぶ情報版 ニューヨーク』JTBパブリッシング(2012年)
ブルーガイド海外版編集部『わがまま歩き 旅行会話 海外旅行安全対策マニュアル』実業之日本社(2007年)